よく聞かれるので呟いてみます。
「先生、どうしても打つ前に左足を継いでしまうのですが、、」ってですが、
人間が2足歩行を始めて 歩く・移動する、などの行為なのでしょうがない、、。
としちゃうと話は終わるので進めます。
じゃ、なぜ直らないか。
切り返し~終わりまで 全ての稽古で「意識」させていないからです。
これは個々の成長具合にも大きく左右されます。
意識出来ない子、意識しても直らない子、意識すらない子、主にこの3つに分かれます。
最後の子は成長を見守る事です。m(_ _)m
前者2つに付いて、意識させるには全体の流れの中でず~っと言い続けます。
ひとりひとりの名前を呼び、褒め・注意し続けます。(かなりのエネルギーを使いますが(^^; )
人によっては足なんかどうだってイイ。
打たせて体を前に送る、しっかり打たす事の方が良いとも聞きます。
私は走って打って走って抜ける様ならシナイ方がマシだと考えます。
手癖3年足癖5年と言われるほど足捌きが大切。
意識しても出来ない子には、「出来る」を体感させてあげます。
たとえば面打ち一つにせよ、初めから一足一刀の間から打てるはずもなく
子供は「遠い」から「届かせよう!」と無意識に左足を継いで仕舞います。
超近間でイイんです(^^)最初はね。
打ち込む子供の左側に立って間合いを調整(元立ちを)し、打ちだそうとする
子供の左足先を動かないように踏んで下さい。
大きく振り被り打ち込む稽古も小さく打つ稽古、どちらでも同じです。
打ち込みで踏みだすイイところでパッと離して下さい。(離さないと怪我します)
これを繰り返し稽古する。
で、次は「一歩入って打つ」
一歩とは、構えから 右左!!と入って打つ。
この時左足が右足を追い越さないよう注意。
追い越してしまう子供と先の継いで仕舞う子供の共通点として
右足がピン!と立って仕舞っていることがあります。
打ちだす際は絶対に右ひざはやや曲がっています。
そもそも論ですが、構えの足が右膝がやや曲がり左足はやや張って
踵は絵本1冊分、、、、これです。
左足のやや張るってところは構えから(構えの足のまま)両足で間上にジャンプします。
ジャンプ・ジャンプ・ジャンプ、はい!ストップ!!
この着地した時の張り具合です。膝裏が完全に伸びきる訳でもなく折れる訳でもなく
やや曲がりやや張った状態です。
当然、踏み込みはぺチン!の足です。。
なんて事考えています。。
ご参考に。。。
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